cotomotoca 繊細な森の中へ

日々、ものを作り感覚に触れる『うつくしさ』に思うことを綴っています。

器がちゃんと伝えてくれている

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「水の小鉢は本当に水をすくったよう・・・」

 

Creemaで私の作品をお買い上げくださった方が、
そう言ってくださいました。


実物を手に取って、感覚を確かめることができないのにも関わらず、
「とても心惹かれる器で、是非と思い注文させていただきました。」と
言っていただけるのは、

 

その方の心の情景とつながった感じがして、とても嬉しいのです。

 

 

器たちはちゃんと伝えてくれているのだと・・・

 

 


そして、作品は私の手元から離れて、

そこに新しい物語、新しい情景が生まれることが本当に嬉しいのです。

 

 


ただ単に、モノを売る、買うというだけではなく、
使い手としてもスタンス、感性を表現し、

モノを通じて交流ができるCreema は、

作り手と使い手を繋ぐ場として今までにない新しいマーケットです。
それは、私が望んでいた、作品を通してのコミュニケーションの形。

 

そう、使い勝手やデザインという枠にとらわれない、
造形としての器の在り方・・・

その私のスタンスをくみ取り、共感し、共鳴し、

倍音となって広がっていくことが嬉しいのです。

 

 

器が伝えている情景・・・

まるで、映像のワンシーンのように、
その情景を表現してくださいました。
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器を両手に持ったときに本当に水を掬った一瞬を閉じ込めた器の様に

フィットして感激しました。


とても美しいです。

 

作り込み過ぎない自然感が本当に好きです。

 

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最後の言葉に、

私の作品の本質を見てくださってるのだなぁと
救われた気持ちになりました。

心が喜んで、染み渡っていきます。